- SAZEN -
サウナ×坐禅
”心と体をととのえる”

サ禅とは

sazen

禅とは心の別名。

私たちの心は、元々清らかな「ほとけ」であるにも関わらず、他の存在と自分とを違えて、対象化しながら距離と境界を築き、自らの都合や立場を守ろうとする欲によって、曇りを生じさせてしまいます。

特に現在は多くの情報や人間が行き交う世の中、意のままにならないもので、心が乱れてしまいます。そのため坐禅を通して自分と向き合うことで自分とは違う相手を許し認め、思惑や欲に囚われないこころを育てととのえます。

そして、禅とは、雀の啼き声を耳にしても障りなく、花の香りの中にあっても妨げにならず一如となれる、そういう自由自在な心のありかた・生き方です。

サウナ

サウナは疲労回復、血圧調整、血行促進、自律神経調整など多くの身体的効果が認められています。
よく聞かれる「ととのう」という言葉は、サウナ入浴後の多幸感を言語化したもので、医学的には、興奮状態の時に出るアドレナリンが残っているのに自律神経はリラックス状態の副交感神経が優位になっている稀な状態のことを指します。

このような身体的な効果は知られているが、実は精神的効果もありサウナ室や外気浴をしている際に何も考えず「今を感じる」、「自分と向き合う」ことができるため、禅に通じるところがあるのです。

サ禅

坐禅とサウナを組み合わせたものがサ禅となります。
一見まったく違う坐禅とサウナ。その中にも実は共通点があるためより高く広い効果が期待できます。

坐禅もサウナも禅(マインドフルネス)のひとつの手段であり、
坐禅とサウナを通して「今、この瞬間」を大切にする生き方をみつめ、幸福度を高める体験となります。
身体的、精神的な『ととのう』がここにあります。

風景

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